八朔の色
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柑橘類にはいろいろありますが、中でも私の大好きなのが八朔。そろそろ季節らしく店先に見かけるようになりました。

 さて今日はちょっと色彩効果のお話。
同じ柑橘系でもレモンの黄色とみかんの黄色は違う色味。
アメリカの色彩心理学者ロバートドアによるとすべての色は青みのあるブルーベースと黄味のあるイエローベースに分類されます。
ブルーベースは涼しげでさわやかな色味、一方のイエローベースは温かみのある色味。
柑橘系で言えば、レモンの黄色はブルーベース、みかんの黄色はイエローベースです。ブルーベースの方はさわやかさとともに酸味を感じますがイエローベースの方は甘みを感じます。

 さて、この八朔はどちらでしょうか。
レモンよりは温かみのありそうな色ですが、オレンジよりは酸味がありそうな微妙な色です。そのままの色を見るとどちらかと言うとすっぱそう。

 そこで「よく売る」ための色彩マジックが写真の赤いネット。
色の同化現象(組み合わせた色味に近づいてみえる)を利用しています。
同じ八朔ですが、ネットに入っている時は橙がかって甘みが強そうです。
実際買って帰って、ネットから出してみるとこんなに違う色なの?と驚く程です。枝豆やオクラの入っている緑のネットも同じ効果を利用して、より美味しそうな鮮やかな緑に見せるための工夫なのですよ。
 
 それにしてもこの八朔にはだまされました。さて、お味の方は・・・
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by visual-c | 2005-03-07 00:30 | 色の取説
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