青嵐  (色彩ミニ事典)
昨日のテレビニュースで気象予報士さんが言っていた言葉。

 青嵐とは・・・初夏に吹く新緑の木々をゆらす強い風のこと。

青々とした緑の葉をゆらし・・・嵐と言っても青とつくと何となくさわやかな雰囲気。
ところで色濃く茂った緑を形容することばとして「青々と」という表現を使うのはなぜでしょうか。

 大昔、まだ色の認識がなかったころ、あるのは明るいか暗いかだけの見分け。
そこから次に生まれたのは白と黒。明るい色はすべて白、暗い色はすべて黒、とされていました。次に生まれたのが赤。この頃は黄色もオレンジもその辺りのいわゆる暖色系の色はすべて赤とみなされていました。その後、黄色と緑が生まれ、青も最初は緑に含まれていました。

 今でも時々暖色系をあか、寒色系をあおと総称している場合がありますね。
「あの女性はあかっぽい服を着ていた」決して赤い服ではないのですが、赤に近いような色味の明るい色をこんな風に表現してみたり、信号の青も厳密には緑に近い色ですが、青と呼んでもさほど違和感がないのは色名の発生の歴史に由来するのかもしれません。

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by visual-c | 2005-05-07 15:24 | 色の取説
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