サインの色彩(2)~あぁー、何て書いてあるの???
 前回にひきつづき、グレアのお話・・・

 年を重ねるとグレアはどうして強く感じるようになるのでしょうか?
 
以前に目の日焼けについて書いたことがあります。
紫外線の影響で水晶体のたんぱく質が酸化して白く濁ったり、たんぱく質がアミノ酸に分解されて黄色くなる。その状態を白内障といいますが、そのように白濁した水晶体を光が通過する時に眼内で光が散乱するから眩しく感じるのです。

 つまり、水晶体や目の中の浮遊物に光があたってあちらこちらに反射している・・・といったらわかりやすいでしょうか。
どう言ってもわかりにくいですね。だって目の中は見えませんものね。
しかもどのように見えているかなんて他人にはわからないし、本人もこの見え方、この眩しさが普通なのかどうかなんてわからないのです。

 でも加齢と共に確実に見え方は変わっています。
だからこそ、安全を要するところには適切な色使いをしましょうね!と私たちカラーコンサルタントは声を大にして訴えるのですが。

で、言いたかったのは、というか知ってほしいのは・・・
高齢者がグレアの発生で見づらく不快な思いをしていることは、想像するよりずっと不便で心理的にも負担があるという事。だってそうでしょ。
しっかりと見たいのに眩しくて見えない・・・そんな時イライラしますよね。

c0049650_14353629.jpg
             (向かい側の出口番号が映りこんで・・・)

 ガラスや光沢のある内装・外装材での映りこみも気になります。特に情報を伝えるサインでは高齢者に限らず、読み取ろうとすればするほど心理的にも負担になります。
第一、サインとしての機能も半減します。

    ⇒⇒⇒⇒⇒  ビジュアルカラー研究所「ユニバーサルデザインの色彩」へ戻る

                            カラーマーケティングコンサルタント
[PR]
by visual-c | 2005-08-29 15:20 | ユニバーサルな色
<< サインの色彩(3)~高齢者にや... サインの色彩(1)~あっ、オシ... >>