(こんな地域限定スナックもよく見かけますね)
江戸紫 京紫 カップ麺のスープの味は 東と西では違うということは 結構知られていますね。 それは味の好みが違うからで 全体的に東は濃い味、西は薄味。 うどんの出汁を見れば よくわかりますが、 関西の人は 関東でうどんを食べるとまず見た瞬間、 しょっぱい(塩辛い)と感じてしまい、実際食べても出汁の味よりしょうゆ味を感じてしまいます。 一方、関東の人は関西でうどんを食べると 見ただけで味が薄そう、物足りないと感じるそうです。 って、この好みの差、境目はどこでしょうね~ ちなみに私は関西人なので 出汁はしっかり、薄口醤油で味付けます。 実際の味付けも地方によって好みの差はあるようですが 実は人間の味覚は五感の中でも最も鈍感で、わずかに1%の感覚。 一方、視覚による情報は87%、私たちはほとんど見た目でいろんことを感じ取っています。 目で食すというとおり、目で味わう部分が大きいのです。 そして・・・食品の色の濃さは味の濃さと連動しているようです。 ところで、この嗜好差は味だけではなく色にもあります。 大阪でヒットした商品が 東京でヒットするとは限りません。 また九州で人気のショップがそのまま同じショップを東京で展開しようとして失敗したという話もよく聞きます。 「十人十色」と言われますが どうしてこの好みの違いが現れるのか。 考えたことはありますか? 色の好みの差は時代環境の違いである年齢差、性別などの先天的または育った環境や職業など経験による後天的な個人差に左右されます。 そして・・・あまり知られていない自然環境の違いによる地域差に大きく影響されます。 これは生まれ育った土地の自然環境によって後天的に獲得された嗜好傾向ですが最も無意識的に自然に発生するものです。 その土地できれいに見える色は その土地の人に好まれ、普段よく見ている慣れ親しんだ色は落ち着く・・・地域による色の嗜好差を ちょっと頭の隅っこにインプットしてくださいね。
by visual-c
| 2006-09-05 21:50
| 色の取説
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