伝統色―葡萄色と古代紫で秋を着る
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 葡萄色/古代紫


~たれかすむ山下水のかきつばた
  むべえびそめの色に咲きにけり~


と詠まれたようにかきつばたの花に似ていたとも言われている「山葡萄」の色。
濃い赤紫をさすこの色名は「葡萄色」とかいて「えびいろ」と読みます。

先日、カギコメさんがフランス発の流行色PUCEを教えてくださったのですがBorownish-purpleってどんな色かしら?
わたしのイメージはこの葡萄色だったのですが色見本を見てみたらまったく違う色が出てきてほんとはどんな色なのかな~って思い巡らせています^^

もう一つは古代紫。
江戸紫のような粋な紫を今紫と呼んだことに対し、少しくすんだ紫を古代紫といいます。

世界中で黒が大流行のこの秋冬ですが、秋を感じるこんな色がさし色としてたくさん見かけられます。今年の秋用に買ったスーツにあわせて秋バージョンの紫ネイルにしてみました^^
自然の色、古き色に心惹かれるもの想ふ秋です。

c0049650_212065.gif※追記
やっぱり気になったので調べてみました。フランス発のPUCEはこんな色です。
日本の伝統色名で言うと「半色」と書いて「はしたいろ」
薄紫でも濃紫(こきむらさき)でもない半端な染め具合の紫色のことをこう呼んだそうです。
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by visual-c | 2007-10-04 08:53 | 色の取説
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