カテゴリ:カラーマーケティング( 25 )
バレンタインの色Ⅱ
 昨日のバレンタインデーはいかがでしたか?
 
 バレンタイン当日のチョコ売り場は騒然としていました。この日に慌てて買っているのは義理チョコか、家族へのプレゼントかなと思いつつ私もしっかり売り場にいました。
 先日紹介したパッケージが気になって買い足しに、それともう一つ気になった事があったので確かめに。

 先ず、驚いた事。先日買ったチョコ売り場がなくなっていたのです。当日でまだこんなに人がいるのに・・・。売り場の人に聞いてみたら、チョコ売り場は日によって移動するショップやすでに撤退したところもあるとか。
そうと知っていれば一週間くらい毎日覗いておけばよかった。

 ところで気なる私の買ったチョコショップはどうなったか。

 実はそこはバレンタインだけに出店している輸入チョコや東京あたりの人気パティシエのショップではなく、普段から三越の地下に店舗がある洋菓子やさんだったのです。この時期、三越はバレンタイン売り場を特別に設けて、そこにショップをあつめています。買う方にとっては比べやすく、何より活気だちますから、気分は盛り上がり購買意欲が刺激されます。私のようにパッケージに惹かれて買う人、自分用にも買ってしまう人も出てくるわけです。

 かなりのショップが出店していましたから、売り場面積的にも足りなかったのかも知れません。例のショップは既存のコーナーに戻っていました。
そちらでもバレンタイン用のチョコはまだ販売中でしたが、私が買ったカラーバリエーションのあるパッケージはありませんでした。完売したそうです。
他の色を買い足したかったので残念!とともに、なんだか嬉しくもありました。

 ところで気になっていたもう一つの事。
先日行った時に、全く客の寄り付かないショップを見て、そのパッケージのカラーリングに疑問を持っていたのです。どうしても確かめなくてはと思っていましたら、やはり同じ、閑古鳥が鳴いています。しかもそういう状況が他にも2店舗あって、その三つのショップには共通する事がありました。
パッケージ、包装紙の色が黄色なのです。
黄色に茶色のリボン、黄色に赤のリボンどちらにも共通しているのが、安っぽい鮮やかな黄色だという事。確かにチョコの色である茶色は黄色や橙の系統、つまり同系色なので配色的には合うはずなのですが、今回の色は間違いです。

 よい色というのは目的にあった色、役割を果たしている色であり、顧客に喜ばれる色でないといけません。
特に今年のように高級志向がはっきりしているところに安いイメージの黄色はタブーです。
結果が確認できただけ私としては収穫でした。

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by visual-c | 2005-02-15 14:18 | カラーマーケティング
バレンタインデー
c0049650_14291794.jpg サッカー日本vs北朝鮮戦が終わって、昨日に続きしばらくスポーツネタを書きたいと思っていましたが、その前にこの時期、どうしても取上げないといけない事。

 そう、バレンタインデーです。

 一ヶ月も前からデパートではバレンタイン商戦が繰り広げられていましたが、いよいよ来週に迫りこの三連休が闘いの山場です。

 今年の人気は高級海外ブランドと国内人気パティシエ。
手作りと平行して高級チョコ志向はここ2~3年続いていますが、今年はさらにその傾向が強いと言うのは売り場に近づいた瞬間わかります。

 愛を伝える甘いチョコの代表色のピンク、ローズ、ワイン系のパッケージが少なくそれに変わって、高級感を伝える黒や濃い茶色のパッケージが半分以上を占めています。
もちろん売り場のベースはお決まりのピンク、売り子のお姉さま方もピンクのユニフォームは相変わらずなのですが。

 パッケージも赤やピンクが氾濫する中に黒があるといかにも高級そうで存在感があります。本命チョコとしては欠かせない定番色になった「黒」ですが、こうも同じ傾向が展開されると、どこを選べばいいかわからなくなります。
 決め手はやはり「お味」と言うことで各ブランドとも試食に力を入れているようですが、それもあまり食べ比べ過ぎて結局よくわからない。

 やっぱり私はパッケージで選ぶ事にしました。

 私の目を引いたのは、黒いシンプルなパッケージなのですが、ふたの裏にカラーバリエーションがあるもの。本来黒は周りの色をより美しく見せる効果に優れているのでディスプレイのベースに使うと力を発揮します。ここでも、ふたの裏の色がより美しく印象的に見えます。箱の形は丸と四角の二種類。カラーはピンク、ラベンダー、オレンジ、黄色、黄緑の5色でした。
ぜ~んぶ買いたくなります。

 ところで、日本では女性から愛を告白する日として大イベントとなっているバレンタインデーですが、本来は男性からもOKなのですよ。
どうぞ、ご遠慮なく・・・

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by visual-c | 2005-02-11 14:42 | カラーマーケティング
ロゴカラー
 新年会でお会いした方から、質問された話より。

 皆さんの会社にはロゴマークありますか?
おそらくほとんどの企業はロゴマークまたはロゴタイプ(社名をデザイン化したもの)があると思います。

 では、その色、つまりロゴカラーが自社の理念や主力商品またはサービスをどのように表しているか話す事ができるでしょうか?
 よく自分の売りたい商品をどれだけ長く多く語れるか・・・と言いますが、もしロゴカラーについてそんな風に語れたら、あなたの会社はずいぶん印象深くなるでしょう。
 
 質問は長年使っているロゴマークの色はどういう意味があるか、自社にあっているか、変えたほうがいいのか・・・という話。
 
 取扱商品がどういうグレードなのか、こだわりは何なのか、ターゲットをどこに絞っているのか・・・その他いろいろありますが、色だけを見て、決める事はできません。
 
 長年の間に取扱商品のポジションも変わり、売り上げが伸びない、ロゴマーク自体が特に意味のあるものとして効果的に使われていない場合(あるにはあるけど名刺に入っているだけ)、ブランドが増え、色が氾濫している場合などは、変えてもいいでしょうね。
 一度、自社のロゴマーク、ロゴカラーについて見直してみませんか?


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by visual-c | 2005-01-31 17:47 | カラーマーケティング
Sale
 新年会でお会いした方から、質問された話より。

 巷では「SALE」の真っ最中ですね。
あの「SALE」という文字は大抵赤で書かれています。赤には購買意欲を刺激する働きがあります。赤を見るとなぜか財布の紐がゆるむ。早く買わなきゃ、あれもこれもとつい手が出るのです。

 もしあの文字が青だったらどうでしょうか。これは買いかな?いや、安物買いの何とかかな?と妙に冷静に考えてしまうでしょう。

 そこで質問「SALEの色が赤と言うのは経験則ですか?」
 答えは「NO」です。

 実験では赤い光にさらされると人は血圧、体温が上がり脈拍、呼吸数が増えます。赤は人間の交感神経を刺激しエネルギー代謝を活性化するからです。

 つまり心や体を興奮状態にする力があるのです。よく言えば気分を盛り上げる、悪く言えば冷静さを失わせる色の代表。

 上手く使えばピカイチの働き者ですよ。


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by visual-c | 2005-01-27 17:49 | カラーマーケティング
サンタクロース
c0049650_1062370.jpg 今年は暖冬のせいでしょうか、数日後にクリスマスが迫っているのになかなかそういう気分になりません。クリスマスといえばお決まりの赤と緑の組み合わせも、粉雪が舞ったり、吐く息がほんのり白くなるくらいの季節でないと何となく美しさが半減するような気がします。

 ところでこのクリスマスカラーですが、どうして赤と緑なのかご存知ですか?キリストがゴルゴダの丘で流した血の色と十字架に掛けられる時にかぶせられたヒイラギの色であると言われています。

 ではおなじみのサンタクロースのスタイルはいつできたのでしょうか?
これは、1931年コカコーラの広告に使われてからだそうです。赤と白のコカコーラをイメージしてサンタの衣装にしたという事です。
 ついでに赤鼻のトナカイはと言うと、冬中雪景色に囲まれるシカゴのモンゴメリー・ウォード・デパートがサンタの夢を膨らませるために企画し考え出したのだそうですよ。
カラーマーケティング(色彩販売術)によって作り出されたサンタクロースだったのですね。


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by visual-c | 2004-12-21 17:53 | カラーマーケティング