カテゴリ:iroiroな色( 23 )
日本の色を読む「源氏物語」―ジャケットのデザインで衝動買い?
文庫本も「ジャケ買い」でヒットをとばしてるらしいですね。
最近の若者にはほとんど読まれなくなった近代文学。太宰治の「人間失格」は人気コミック「DEATH NOTE」の小畑健さんのイラストに表紙を変えてから、3カ月で10万部を突破とか。

見た目がいかに購買動機につながるか・・・文学でさえってことに新鮮さを感じます。

実は私もただいまジャケ買いの瀬戸内寂聴「源氏物語」を読んでいます。
1~10巻までそろえばさぞ綺麗だろうな~楽しみです^^

実際 書店で平積みされた10巻の雅な表紙に思わず目がとまりました。

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            【 講談社文庫 】

上には1巻から10巻まで順番にならべてみましたが、

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こういう順番のほうが自然かな~ ⇒⇒ さらに ⇒⇒ 色相・トーンもそろえるとこうなります
源氏物語だけに第一巻は紫というのはさすがですね。

伝統色、平安・雅の色の世界は少しづつ紹介していきます。しばしお時間を^^
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by visual-c | 2007-11-10 12:09 | iroiroな色
季節感って何だろ
立秋過ぎて・・・

~~~ 残暑お見舞い申し上げます ~~~

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ウインドウの中は先月からすでに秋の装い
(写真は7月末のearly autumn fair)
ファッションは特に季節を先取りしますが年々バーゲンの時期も早まり季節をどんどん追い越していきます。
一方、実際の気候は地球温暖化の影響が深刻。
日本の美しい風景を彩る四季が感じられなくなるのではないかと心配です。

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春夏秋冬・・・こんなイメージがまったく別のイメージになってしまう日がくるのでしょうか。
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by visual-c | 2007-08-09 12:44 | iroiroな色
黄色い新幹線
年に数回ですが新幹線に乗る機会があるたびに期待するのですが、なかなかそのラッキーにはめぐり合えません。
今月は博多―広島、博多―新大阪往復で合計4回のチャンスに期待しましたが残念でした。
追っかけ情報によると最近では7月18日19日に現れたそうです。

10日に1度くらいの間隔で東京―博多間を往復し、線路の安全点検をしているというドクターイエロー。
一般車両と同じ形状をしているため、間違って乗り込まないように目立つ黄色にしているそうです。一度は間違って乗ってみたい・・・じゃない、お目にかかりたい元気が出そうなイエローです。
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正式名称を「新幹線電気軌道総合試験車(しんかんせんでんききどうそうごうしけんしゃ)」(または、検測車(けんそくしゃ))と言い、新幹線区間において、線路のゆがみ具合や架線の状態、信号電流の状況などを検測しながら走行できる車両である。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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by visual-c | 2007-07-25 13:59 | iroiroな色
マイ箸を作ろう~!プロジェクト

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北緯20°から46°まで こんなに長~い国だから北と南では気候が違うのは当たり前と書きましたが・・・

当たり前といってすませられない今年の異常気象。

マジで地球ヤバイんじゃない? と思ってしまいますね。
これまで地球を虐待してきたツケがいよいよわが身に降りかかってきて やっと気がつく・・・

環境問題はもう数年間も取り上げられてきましたが、結局は企業や政府のものでしかなく
「遠くで汽笛を聴くような」ところがありました。

そろそろ真剣にひとりひとりが小さいことでも意識しないと・・・
と偉そうなことをいってみても 所詮個人、かっこいい事をいっても続かないのが環境問題です。

「地球を救おう~!」なんて気負わないで、楽しみながらみんなでワイワイガヤガヤとやれる事ないかなぁ~。
そんなところから マイ箸を作ろう~!プロジェクトが立ち上がりました。
携帯マイ箸を持っていることがステータスになるような、人に自慢したくなるようなオシャレなお箸を作りたい!!!

たかがお箸、されどお箸をまじめに楽しんでいます。
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by visual-c | 2007-05-28 10:35 | iroiroな色
Blue
 人類初の宇宙飛行士ガガーリンが暗黒の宇宙に光るこの惑星を「地球は青かった」と言ったのはあまりに有名な話。1961年、40年以上も前のことです。
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青い空に青い海・・・青という色は自然の中にあり私たちのすぐそばにいつもある。なじみのある色です。
けれどもその青は触れることができません。
海の水は手にすくえば透明で・・・
空の空気も透明で・・・
自然の中の青は見ることはできてもつかむ事ができないのです。水色も空色も私たちの空想の中に存在する色という事ができます。
だからなのでしょうか。誰もが青を見て美しいと思い、青に憧れます。

青は永遠の嗜好色とも言われています。
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わたし達が青という時、その意味する色は緑から藍まで微妙に変化する様々な色味を含みます。日本の伝統色名でいうと、新橋色、浅葱色、藍色、縹色、納戸色、群青色、瑠璃色・・・・・
さて、この美しい色名でその色味が想像できるでしょうか。(伝統色については別の機会にじっくりと書きますね)

青いという言葉は、「蒼い」とも「碧い」とも書くことができます。
同じ「あお」という色を表しているにもかかわらず、その文字から感じる響きには微妙な違いがあるような気がします。
「蒼い」は辞書によってはくすんだ青と表現していることもあるようですが、私はくすんだというよりは少し白くなったどこかはかなさを含んだ「あお」を思いうかべてしまいます。
「碧い」は玉のように透き通ったそれでいて深い、または緑味を帯びたそんな「あお」を感じます。

蒼はこころをうつす色、碧は神秘の色・・・・・
どこかでそんなふうに使い分けています。
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by visual-c | 2006-02-08 17:50 | iroiroな色
こころで見る色・・・セピア
セピア色・・・
という時、誰の頭にも浮かぶのは白黒のそこからまたさらに色のぬけた少し褪せた写真。ちょっと色褪せたちょっと切なくなるような懐かしい。
昭和30年から40年代を思わせる。
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昭和40年以降に生れた人は白黒テレビを知らないのでしょうか。
世の中が鮮やかに彩られ色の洪水に慣れている人たちにとっては白黒の映像や画像は味気なく貧しい世界に感じるのかもしれません。
そして物足りなさを感じるのかもしれません。
だけどもそういう白黒テレビをしらない世代にも、最近、昭和ノスタルジーは人気だそうです。

セピア色のその写真に人はなぜか惹かれていく・・・

普段私たちは色を手がかりに生きています。
肉や魚が腐っていないか、野菜が新鮮か・・・
そして顔色からその日の体調をよみ、喜怒哀楽さえも読み取っています。

色を読む・・・色で読む・・・

そう、無意識の内に色を手がかりに。
そんな時、
私たちは「色の三要素」のうちの「色相」といわれる色味、「彩度」という鮮やかさのふたつを頼りにしています。白黒の世界にはこの二つはなく、あるのは「明度」つまり明るさの違いだけです。
それでも私たちは白黒写真の中に色を感じ取っているような気がします。
経験と記憶を頼りに、想像力をプラスしながら、こころで色を見ているのです。

現在のように、物が溢れ、色が氾濫し、否応なしに情報が向こうからやってくる時代ではもう感じられない感動を白黒写真の中に見ている。
そんな風に思えます。


セピア(sepia)・・・ごく暗い赤みの黄 10YR 2.5/2(マンセル値)
イカが墨をだす墨汁嚢を乾燥させて粉末にした古代の絵の具の名前。ギリシャ語、ラテン語を経由してセピアは英語の色名として定着した。
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by visual-c | 2006-02-06 02:14 | iroiroな色
心の色
 一ヶ月前、わたしはある色が気になっていました。
地下街を歩いて、ふと目に付いたウインドウの中。それから毎日毎日その色が気になってしかたがないのです。

 ちょうど数日後に新年会のパーティを控えていたので、何を着て行こうか探していたところです。
そういう席に着ていく服は必ずと言っていいほど、色が話題になります。仕事柄ですから仕方ないのですが、その色はどういう意味ですか・・・とたずねられます。

 普段仕事の時は圧倒的に黒が多くしかもパンツスーツがメインです。
色の仕事をしているのに地味だという人もいるのですが、色の仕事といっても私の場合はイメージコンサルはしないので自分が色鮮やかに着飾ることは極力さけています。
それよりもむしろ提案色を邪魔しない色を心がけています。そして提案に説得力とプロらしさをプラスするためにも極力カラーコーディネーターというカタカナからくる軽いイメージをわざとはずすようにしています。

 色を楽しむのはオフの時とイベントの時と決めていますので、年初めに着る服はほとんど色で買っているような感じです。
本当に欲しい色に出会ったときは少々値段が高くても年に一度くらいは奮発することにしています。ただ色で買った服はそれだけ色の印象が強いので何度も着る事ができず、一回しか袖を通していないものもあり、それこそすご~くお高い買い物になっています(涙

 今年わたしが気になった色は Vividな赤です。
もともと赤は大好きな色。ビジュアルカラーのロゴタイプも赤をポイントにした伝統色江戸時代の「粋」の配色にしているくらいです。
ただここ1~2年は敬遠していた色です。どうしても気分が乗らなかったのです。そういうときは無理をしない方がいいと思うので現在のわたしのワードロープには赤はほとんどない状態です。かろうじて愛用していた赤いエプロンも最近は使っていませんでした。なんだか赤を敬遠したい心理状態だったのですね。
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 毎日毎日通りかかるたびにウインドウの前で足がとまります。
う~ん、赤かぁ~

こんなにきれいな、それもちょうど好きなホンの少しだけオレンジによった赤のスーツには今まで出会ったことがない。これを買わなきゃきっとあとでずっと後悔するだろうな・・・
思い切って試着してみることにしました。これだけ何日も思い続けた結果ですから試着する時点でほぼ購入は決まったようなものです。

 ところが私はその赤のスーツを買わなかったのです。
着てみたら、やっぱり思ったとおり。もともと私には似合う赤だったので鏡の中には想像通りの私の姿がありました。
ただ、このスーツ、シルエットがわずかに細身でお正月から少し体重が増えていた私には、くっ、く・る・し・い・・・(涙
多少の直しをすれば大丈夫とはいうものの、さすがにこの値段。普通にスーツが2着買える金額をみると、ジャストフィットじゃないというのはどうしてもひっかかってしまうのです。

 最後まで悩んで悩んで結局、まったく違う色、白のスーツを買いました。
実はこちらの白もとても気に入ってしまい、一度は思い切って2着買おうかと思ったくらいです。白は白でも少し黄味のかかったわたしの肌にあう白もなかなか今までいい出会いがなかったので、この白はぜったいにおさえておきたいと思ってしまったのです。

 そして今日、私のその選択は結果的にとても良かったことを知りました。

ひさしぶりに通ったお店にその一点物の赤のスーツがサイズ違いでまた一着だけ入っていたのです。このサイズなら大丈夫そうだし、しかもバーゲンで少し値段も下がっています。もしあの時買っていたらきっと悔やんだでしょうね。

 でもね、買わなくて良かった理由はそんなことではないのです。
一ヶ月前、あんなにきれいに見えて、そしてその赤を装ったときの姿がはっきりと美しく想像できたその同じ色が・・・
今はすっかり色褪せて、もう私に「着て」とは呼びかけてこないのです。

 今日ほど色と心の関係を強く実感した日は無かったかもしれません。
赤は自律神経を刺激し、脳の興奮レベルを上げ、血圧や脈拍まで上げます。背中をおしてくれる色として、ここ一番の力が欲しい時にこころ強い見方です。気力が落ちているときは身の回りに少し赤をプラスして自分に活力を与える事も必要です。
でも、どんな色にもプラスとマイナスの2面性があるといつも私が言っているように、時に赤はその刺激の強さからともて疲れる色になります。

 今は赤は痛いな・・・
だから、あの時ほんとに赤を買わなくてよかったなと思います。
ちなみに、白のスーツは大好評です。写真撮影の時のレフ版と同じ働きをしてその反射で顔を明るく見せてくれます。そして、自分に似合う白ならばその効果はさらにアップ。似合う色は顔を明るく見せる色ですから。

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 今年は年明け早々いい色と出会いました。今年は白が流行しそうですからその「白」が幸運を運んでくれるかもしれません。
何か新しいエネルギーがみなぎる予感がした「赤」とはどうも縁がなかったようです。
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by visual-c | 2006-02-03 19:22 | iroiroな色
昭和レトロ
 最近の昭和人気、テーマパークも増えています。特に昭和30年代が中高年だけではなく若者にも人気という事ですが・・・

 昭和30年代といえばテレビ、冷蔵庫、洗濯機など現在の生活では当たり前になった家電製品が家庭に登場した頃。まだまだ各家庭に普及しているとまでは言えない時代でしたが、欲しいモノがいっぱい。夢のある時代でした。
今はこんなにモノがあるのになぜか心は満たされていないのでしょうか。
ライフスタイルも音楽も古きよき時代を懐かしんでいるようです。

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地下鉄赤坂駅近くで見つけました。気さくな大衆レストラン風。
単純な色使い。レトロな書体、大きな文字。このシンプルさが却って新しい。





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by visual-c | 2005-10-10 17:14 | iroiroな色
花言葉は「移り気」
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 九州ではそろそろ入梅が近いようです。
6月といえばシトシト、ジメジメというイメージがありますが、そんな季節に私達の目を楽しませてくれる季節の花「紫陽花」

 この花の魅力は何と言っても、枝先に固まって咲く花とそれを取り巻く装飾花、咢片の豪華さとその儚げな色の美しさではないでしょうか

それがちょうど人の目線の高さに咲き拡がる光景は、しとしとと地面を濡らすアンニュイな空気にとてもしっくり来るように感じます。

花言葉は「移り気」
白から次第に青・青紫と色を変えていくことに由来しているのでしょうか。

 この紫陽花、原産地は日本で、もともと花の色は青系統。
日本の土は酸性なので花は青になるのだそうです。
幕末の頃、欧州人が持ち帰ったところ、ヨーロッパのアルカリ性の土では赤紫の花が咲いたとの事。そこから品種改良が進み、赤い花の種が逆輸入されて現在のように赤や紫など色とりどりの花を咲かせるようになったようです。

 各地にあじさい寺と別名をもつお寺など、紫陽花の名所はたくさんあります。
私の心に残っている「紫陽花」は、若い頃六甲山にある会社の保養所に行く時に乗るケーブルカーから見た紫陽花。幾度と無く足を運んだ日々が今も鮮明に浮かんできます。

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by visual-c | 2005-06-09 19:21 | iroiroな色
紫は病の色ですか?
 先日行われたリエゾン九州・資金研究会の後の懇親会で「色」が話題になりました。色はどこにでもあり、私たちの日常生活とも密着しているので何かと興味ある存在、それでいてなかなか上手く使いこなせない悩みの種でもあるようですね。

 さて、今日はそこでちょっと話題になったある色について。

「むらさき」
紫が病的な色、こころが病んでいる色と言われる事があるのをご存知でしょうか?

 過去に研究された心理学者の発表をみると、紫は情緒不安をもたらす体の機能不全をあらわすと意味づけられていたり、狂気・不安・心配・嫉妬・憂鬱などが連想イメージとして挙げられると言われています。
このようなネガティブなイメージが紫=病的という図式につながっているのでしょう。

 そうかと思えば紫は歴史上最も尊ばれた高貴な色としても知られています。
特に中国や日本では紫は位の高い人の特権で、一般庶民には禁色(キンジキ)とされていました。それは現在のように化学染料がなかった頃、貝紫や紫根からとれる紫の染料は極微量で、大変高価であったからなのです。
その名残で今でも紫は高貴な色という雰囲気を漂わせていますね。

 また現在では紫は癒しの色としてもよく知られています。
そもそも色は波長であり、私たちはそれぞれの波長からさまざまな影響をうけているのです。
たとえば私たちの体の中にある光回復酵素は紫の波長のエネルギーを吸収して損傷を受けたDNAを修復することがわかっています。
だから人は、気力、体力が低下気味の時に紫に惹かれるのでしょう。美しいと感じるのは体が自然とその色を取り入れようとしているからではないでしょうか。
傷を負った心身が自然と紫の波長と響きあっているのです。

 ところで・・・
紫は特に不思議な雰囲気を持った色。そう思いませんか?
それはなぜでしょうか。
本来紫は光のスペクトルにはない色。目(脳)の中で赤と青を混合して作られる色です。刺激的で外に向かう赤の性格と、静的で求心的な青の性格、まったく正反対の両面をもつ。そう思えば不思議な意味がわかるような気がします。

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by visual-c | 2005-05-26 23:20 | iroiroな色