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地震
 被害の大きさに日本中が揺れたあの新潟地震から一ヶ月が過ぎました。
失った家屋や思い出の数々、被災地の方々はどれほど悲しい思いをされたことでしょう。と、ともに突然襲ってきた恐怖と生活の変化に精神的な後遺症は想像以上のものがあると察します。
 
 阪神大震災の時、傷ついた子供たちを慰めるため、ボランティアで子供たちにお絵かきをさせたグループがありました。子供たちにとって自由に色を使い思いっきり何かを描く事は、たまったストレスを発散させる効果があります。
 しかし被災直後の絵はほとんどがあまり色を使わないで黒だけで描かれていたり、赤や黒の強烈な色使いで描かれていたという事です。あまりに強いショックを受けた時、私たちは色を無くすのですね。
 
 日々の暮らしが平常に戻るとともに子供たちの絵にも彩がもどって来たという報告がされています。黒や赤の強い色を使いながら、つらい思いや感情を吐き出していたのでしょうか。

 人間関係や仕事、健康など日々ストレスにさらされている私たち大人も時には色を使って心の新陳代謝をはかってみるのもいいかも知れません。
「大人のぬり絵」してみませんか?

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by visual-c | 2004-11-22 17:59 | iroiroな色
紅葉
 秋と言えば楽しみなものがたくさんありますが、c0049650_9585686.jpg
中でも「紅葉」は特別。日本に生まれた幸せを感じます。
九州では例年より色づきが遅いのでしょうか。テレビなどでは真っ赤に色づいた秋景色が映し出され少しセンチメンタルな気分を思い出したりしています。

 さて木々の葉はなぜ色を変えるのか・・・考えた事ありますか?
 
 そもそも色はどうして見えるのでしょうか。
緑の葉っぱが緑に見えるのはもともと「葉」そのものが緑色を発しているのではありません。葉にあたる太陽光の波長の中から緑の波長を反射しているからです。
言い換えれば、緑の葉は緑以外の波長は全部吸収しているのです。つまり緑以外の波長は葉っぱにとって必要な波長なのでしょう。

 葉の色が変わるということは吸収する波長が変わるということですから、季節によって色が変わる落葉樹は吸収する色を変えていかないと生命を維持できない植物、一方の常緑樹は年間をとおして同じ波長が必要な植物なのでしょう。
 
 今年の秋は、自然界における色彩の役割を感じながら四季の移り変わりを楽しんでくださいね。
 福岡近郊で今紅葉真っ盛りというスポットをご存知ないでしょうか?

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by visual-c | 2004-11-19 23:55 | iroiroな色
癒し
c0049650_1021629.jpg 街を歩いてみると今秋の女性ファッションはこの時期にしては明るいトーンも多いようです。深みのある“からし色”や“レンガ色”など秋色と平行してピンクや淡いオレンジなどきれいな色をメインに品揃えをしているショップも目に付きます。
 景気も緩やかに上向き、来年に向けた期待を反映しているようです。

 もう一つ特徴的なのはラベンダー(紫の淡い色)の流行。紫は気力、体力が低下気味の時に好まれる色で悲しみや不安を感じている時にその表現として現れます。そうした状態から回復したいという願望でもあります。紫は傷を負った心や身体に安らぎを与える心理的な癒しの色でもあります。
癒しブームはまだまだ継続中・・・のようですね。

 そうそう、紫と言えば源氏物語を思い出しますが、紫式部自身、夫を失った悲しみから立ち直る過程で物語を書き始めたといわれています。紫式部自身、紫を求めていたのでしょうね。
最近気になる色はありませんか?

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by visual-c | 2004-11-14 23:58 | iroiroな色