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イメージは作るもの
 衆議院選挙が終わって二週間。
連日TVでは小泉劇場のシナリオ検証が行われていましたね。勝因は小泉さんの発する短い文章、郵政一点に絞ったわかりやすさ・・・などなどの他、クールビズの好印象などというのもあがっていました。

 今回も「イメージって大事だよね」とつくづく感じます。
選挙前、NHKで連日放映された政権CMをご覧になった方も多いでしょう。そのCM、今思い出せますか?

 耳に残ったキャッチフレーズ、「改革をとめるな」「日本をあきらめない」「確かな野党」・・・後は何でしたっけ。

 記憶に残っているシーン、深みのある赤い幕を背景にブルーのネクタイ姿の小泉首相。

 記者会見の時と同じシチュエーションというこの光景。少々固く、地味な印象だけどシンプルで記憶しやすい。今もはっきりくっきり思い出せます。
記者会見と同じというきちっとしたイメージで与党という立場を、画面全体のイメージを左右する背景の赤で改革を。

 やっぱりイメージって伝わるものです。

なんでもメディア対策委員が全ての報道番組を細かくチェックして女性候補者の服装にまで細かい指示があったという。そういえば刺客の服装も選挙運動の期間に変わりましたね。

本来改革を訴えるはずの野党・民主党、ビシッとネクタイに背広姿の岡田代表の固い表情。
爽やかにクール・ビズを着こなして改革イメージをかもし出した小泉首相。

政策だけではない、いかに好印象を与えるか。
イメージは作られるものなんですね。

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by visual-c | 2005-09-28 02:08 | NEWSな色
ウォーム・ビズは地球を救えるか
 先日発表されたクールビズ効果・・・

電力量削減効果が7000万キロワット時程度
温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)に換算すると2万7000トンの削減効果

と、聞いても今ひとつピンとこないこの数字。
一般家庭4800世帯が年間に排出するCO2の量に相当するということです。地球規模で見るとというか日本規模で見てもこの数字がどれくらい地球温暖化防止に貢献しているかは微妙ですがそれでもこれを少しずついろんなところで取り組んでいかないと地球に未来はないのですから。

 どんなシーンでどんな装いをするか、
オンなのかオフなのか、
クールビズだからといって何でもOKではないんじゃないですか?
と突っ込みたくなるような場面もありましたが、来シーズンにはもう少しオシャレな着こなしを見せていただけるものと期待しましょう。

 効果といえば、経済効果もあったようでクールビズ用カッターシャツなどの売れ行きがのびメンズアパレルメーカーやデパートなどではうれしい環境対策だったようですね。
そして今回のウォームビズではさらにその2倍の経済効果が見込まれるとの試算が出されましたが・・・

夏物に比べ冬物は価格も高く、さらに今回は女性もターゲットに。

 でもでも、どうなんでしょう?
もともと女性のファッションは重ね着のバリエーションも豊富ですし、ここ数年は腹巻や毛糸のパンツもすでに流行っていましたし。

ハイテク素材の下着や靴下で保温性を高める提案や、女性にも「厚手のコートに袖無しのセーターといったスタイルはやめて」の呼びかけはうなずけるものの、オンの場面では「毛糸の帽子」ってのはやめましょうね男性の方々。(心の声)

ウォームビズが定着すれば無駄な電力の消費や二酸化炭素の削減には確実に効果はあがるでしょうが。
アパレルメーカーの思惑はどこまで当たるのか、ネクタイ業界の逆襲はあるのか、ちょっと注目してみたいです。

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by visual-c | 2005-09-21 16:51 | NEWSな色
そのリモコンは使える?
 この時期、『敬老の日にお勧め!』こんなポップを街で良く見かけます。

 街で見つけた高齢者向けお勧めプレゼントにフットマッサージャーがありました。健康ブームですから健康食品、健康グッズは特にお勧めですね。
最近は家庭用マッサージチェアがとってもリッチに機能アップして大人気です。マッサージチェアーまでは買えなくても、せめてフットマッサージャーがあれば疲れも心も癒せそうですね。
なるほど、敬老の日のプレゼントにはお値段も手頃で優しさもいっぱい。

 さて、各社競い合って並べられたコーナーで、どの商品を選びますか?
先ずはお試し気持ち良さ度チェック、置き場所を考えて大きさチェック、色やデザインのコーディネートチェック。
もちろんお値段もチェック・チェック!!

 でも、忘れないでくださいね。大事な事を見落とさないで。
年配の方にとってリモコンの使い勝手はどうですか?ボタンは大きく押しやすい?
文字は読めますか?わかりやすい配色ですか?

今日、私が街で見かけた商品はと~ても微妙な配色のリモコン。

c0049650_0594260.jpg


グレーとブルー、ブルーとグリーンの組み合わせはお年寄りには見分けがつきにくいのです。明るさが同じだと薄くても濃くても区別できません。小さいものはなおさらです。

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by visual-c | 2005-09-16 01:14 | ユニバーサルな色
サインの色彩(3)~高齢者にやさしい色使いはみんなにやさしい。
 東京の地下鉄網は複雑です。どこにでも行けて便利な反面普段乗りなれていないので、うっかり乗るとすごい遠回りだったりします(^^ゞ
路線図に使われる色も13色、JRや私鉄も含めるとそれ以上の色数です。やっと2号線が開通したばかりの福岡とは大違いで歴史があります。それだけに・・・

色覚バリアフリーを目指して路線図の見直しもされていますが、古くからある駅ではまだまだこんなサインも見かけられます。

c0049650_0245198.jpgc0049650_0251114.jpg

渋谷駅構内で           色味がなければ・・・こうなります。


 全体に黄味がかって見える高齢者の見え方では黄色と白は見わけにくいものです。
これは背景が薄いグレーでも同じです。

 ほとんど明度(明るさ)が同じというのは視認性、可読性が悪く誰にとってもわかり難いサイン。
上品さや優しさ、柔らかさを表現する時は、文字色を黒よりグレーにしたり、背景(地色)を白より薄いグレーにしてコントラストを弱めます。
パキッと目立っていいもの、ビシッと目立たせないといけないもの、上品にさりげなくあればいいもの・・・状況にあった配色が必要です。

 駅のような雑踏の中ではサインはやっぱりパキッ!ビシッ!・・・であってほしいですね。

 特に高齢者を含めた色覚弱者にわかりやすい情報伝達には背景と文字に明度差をつけることが一番。気のせいか、最近読みにくいものが多くなったような。
どうか気のせいであってほしいのですが。

広告、印刷物、取説など白黒コピーしてみるとよくわかります。わかりにくさが・・・

注)視認性:わかりやすさ(検出のしやすさ)
  可読性:文字がはっきり読めること

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by visual-c | 2005-09-15 01:00 | ユニバーサルな色