笑顔の色
c0049650_18285495.jpg 最近、日本のスポーツ界は若い人の活躍が目覚しいですね。
ゴルフの宮里藍、横峯さくら、卓球の福原愛、そしてこの季節に特に注目されているのがフィギュアスケートの安藤美姫。
年々若い人の活躍が注目されてはいましたが昨年から一気にその年齢がぐっと下がったようです。しかも皆さん世界レベルですから凄いですね。

 スケートの安藤美姫ちゃんはとても17歳とは思えないのですが、演技をしている時、インタビューを受けている時、どちらもその笑顔が素敵です。
さて、その笑顔について先日インタビューで彼女が色を使って答えていました。

 「笑顔でいると心も黒ではなく白になれる」
いつも笑顔でいる訳をこう表現していたのです。
それも笑顔をピンクや黄色などの色相ではなく無彩色の白で表すところがちょっと大人びた容姿の彼女にはぴったりですね。

 色は人の心境や状態を伝える便利なツールです。それだけに使い方を間違えると思わぬイメージを与えてしまいます。

 イメージは万国共通かというと必ずしもそうとは言えません。宗教や気候風土、生活様式などさまざまな要素が絡んで微妙に違いはあります。
もちろん人によっても違うのは当たり前ですね。それぞれに経験してきた事、考える事も違うのですから。
それでもイメージを色で表すと結構共通するところがあります。

 言葉や感情を常に色に置き換える訓練を無意識の内に出来るようになるとセンスも磨かれます。

 先ずは、この言葉は軽い?重い?、柔らかい?硬い?、そして暖かい?冷たい?、または丸みがある?尖ってる?
そんな風に分解して考えてみてください。
どういう色がその言葉を表すか見えてきますよ。
[PR]
# by visual-c | 2005-02-10 17:39 | iroiroな色
定番カラー
 新年会でお会いした方から、質問された話より。(新年会ネタ、最終)

 「今日の私のファッションカラーコーディネートはどうですか?」

 この質問はどこに行っても聞かれます。相手がどんな堅そうなお仕事の方でも、あまりファッションには興味がないのかしらと思うような方でも、色の話の最後には必ず。

 色の仕事というと似合う色をアドバイスする人という思い込みなのかも知れませんが、皆さんご自分の似合う色、その日のコーディネートが気になるようですね。

 どうですか、と言われても日本の男性の場合、使われている色が極端に少ないので、先ずはもう少し色を楽しんでほしいと思います。

 昨年から大フィーバーしている冬ソナのぺ・ヨンジュ、甘いマスクが日本女性をとりこにしたようですが、それに一役かっているのが定番になっているカラフルなマフラーではないでしょうか?

 元来日本人は平安の昔から男女ともに優れた美意識を持っていたのです。源氏物語絵巻などを見ると男性の装束もカラフルですよ。

 さてビジネススーツの定番カラーというと紺、茶、グレーの三色に集約されますが、この色、実は江戸時代の「奢侈禁止令」下に比較的庶民が自由に楽しむ事を許された三色と同じと言うところが興味深いですね。

 現代社会の中でもやはり何かの規制下にあるかのようです。


                        カラーマーケティングコンサルタント 

More
[PR]
# by visual-c | 2005-02-08 01:44 | iroiroな色
勝負色
 新年会で質問された話より。

 「勝負色」という言葉をご存知ですか。
川口順子前外務大臣がいつも重要な会議、記者発表の時に赤いスーツを着ていて話題になりましたが、その時に彼女が「赤は私の勝負色です」とおっしゃった事は有名ですね。
 アメリカでは大統領選挙の結果を左右したという赤いネクタイの逸話などが有名ですが、日本でもやっと政治の世界で色が語られるようになったと、色の仕事をするわたしとしては嬉しい事です。
 
 新年会の自己紹介の時にMCから今日のファッションカラーについて質問がありましたので、サーモンピンクは私の勝負色ですとお答えしました。

 赤のように、色そのものに力があり、勇気を奮い起こさせ、聴衆に訴える色だけでなく、自分の似合う色、好きな色も時には勝負色になります。
なぜなら、一番自分が落ち着けて自分らしい力が出せるからです。

 皆さんは、ここ一番という時に何色を着ますか?


                        カラーマーケティングコンサルタント

More
[PR]
# by visual-c | 2005-02-02 17:50 | iroiroな色
ロゴカラー
 新年会でお会いした方から、質問された話より。

 皆さんの会社にはロゴマークありますか?
おそらくほとんどの企業はロゴマークまたはロゴタイプ(社名をデザイン化したもの)があると思います。

 では、その色、つまりロゴカラーが自社の理念や主力商品またはサービスをどのように表しているか話す事ができるでしょうか?
 よく自分の売りたい商品をどれだけ長く多く語れるか・・・と言いますが、もしロゴカラーについてそんな風に語れたら、あなたの会社はずいぶん印象深くなるでしょう。
 
 質問は長年使っているロゴマークの色はどういう意味があるか、自社にあっているか、変えたほうがいいのか・・・という話。
 
 取扱商品がどういうグレードなのか、こだわりは何なのか、ターゲットをどこに絞っているのか・・・その他いろいろありますが、色だけを見て、決める事はできません。
 
 長年の間に取扱商品のポジションも変わり、売り上げが伸びない、ロゴマーク自体が特に意味のあるものとして効果的に使われていない場合(あるにはあるけど名刺に入っているだけ)、ブランドが増え、色が氾濫している場合などは、変えてもいいでしょうね。
 一度、自社のロゴマーク、ロゴカラーについて見直してみませんか?


                        カラーマーケティングコンサルタント 

More
[PR]
# by visual-c | 2005-01-31 17:47 | カラーマーケティング
Sale
 新年会でお会いした方から、質問された話より。

 巷では「SALE」の真っ最中ですね。
あの「SALE」という文字は大抵赤で書かれています。赤には購買意欲を刺激する働きがあります。赤を見るとなぜか財布の紐がゆるむ。早く買わなきゃ、あれもこれもとつい手が出るのです。

 もしあの文字が青だったらどうでしょうか。これは買いかな?いや、安物買いの何とかかな?と妙に冷静に考えてしまうでしょう。

 そこで質問「SALEの色が赤と言うのは経験則ですか?」
 答えは「NO」です。

 実験では赤い光にさらされると人は血圧、体温が上がり脈拍、呼吸数が増えます。赤は人間の交感神経を刺激しエネルギー代謝を活性化するからです。

 つまり心や体を興奮状態にする力があるのです。よく言えば気分を盛り上げる、悪く言えば冷静さを失わせる色の代表。

 上手く使えばピカイチの働き者ですよ。


                        カラーマーケティングコンサルタント

More
[PR]
# by visual-c | 2005-01-27 17:49 | カラーマーケティング
ワインの湯
 12月24、25日と二日続けて近所のスーパー銭湯に行きました。
クリスマスの二日間だけ用意された特別の湯、「ワインの湯」が気に入ったからです。ワインの湯といっても赤ワインのあの色ではありません。
紫です。そして香りもワインというよりどちらかと言うとラベンダーの淡い香りのような。
それでもそのネーミングはぴったり。なんか贅沢な気分にひたりました。

 紫は傷を負った心や身体に安らぎを与える心理的な癒しの色であることは以前にも書きましたが、ほんとに癒されたひと時でした。

 クリスマスに一人で銭湯?これって寂しい話?かな・・・
[PR]
# by visual-c | 2004-12-26 17:52 | iroiroな色
サンタクロース
c0049650_1062370.jpg 今年は暖冬のせいでしょうか、数日後にクリスマスが迫っているのになかなかそういう気分になりません。クリスマスといえばお決まりの赤と緑の組み合わせも、粉雪が舞ったり、吐く息がほんのり白くなるくらいの季節でないと何となく美しさが半減するような気がします。

 ところでこのクリスマスカラーですが、どうして赤と緑なのかご存知ですか?キリストがゴルゴダの丘で流した血の色と十字架に掛けられる時にかぶせられたヒイラギの色であると言われています。

 ではおなじみのサンタクロースのスタイルはいつできたのでしょうか?
これは、1931年コカコーラの広告に使われてからだそうです。赤と白のコカコーラをイメージしてサンタの衣装にしたという事です。
 ついでに赤鼻のトナカイはと言うと、冬中雪景色に囲まれるシカゴのモンゴメリー・ウォード・デパートがサンタの夢を膨らませるために企画し考え出したのだそうですよ。
カラーマーケティング(色彩販売術)によって作り出されたサンタクロースだったのですね。


                        カラーマーケティングコンサルタント 

More
[PR]
# by visual-c | 2004-12-21 17:53 | カラーマーケティング
地震
 被害の大きさに日本中が揺れたあの新潟地震から一ヶ月が過ぎました。
失った家屋や思い出の数々、被災地の方々はどれほど悲しい思いをされたことでしょう。と、ともに突然襲ってきた恐怖と生活の変化に精神的な後遺症は想像以上のものがあると察します。
 
 阪神大震災の時、傷ついた子供たちを慰めるため、ボランティアで子供たちにお絵かきをさせたグループがありました。子供たちにとって自由に色を使い思いっきり何かを描く事は、たまったストレスを発散させる効果があります。
 しかし被災直後の絵はほとんどがあまり色を使わないで黒だけで描かれていたり、赤や黒の強烈な色使いで描かれていたという事です。あまりに強いショックを受けた時、私たちは色を無くすのですね。
 
 日々の暮らしが平常に戻るとともに子供たちの絵にも彩がもどって来たという報告がされています。黒や赤の強い色を使いながら、つらい思いや感情を吐き出していたのでしょうか。

 人間関係や仕事、健康など日々ストレスにさらされている私たち大人も時には色を使って心の新陳代謝をはかってみるのもいいかも知れません。
「大人のぬり絵」してみませんか?

                        カラーマーケティングコンサルタント 
 
[PR]
# by visual-c | 2004-11-22 17:59 | iroiroな色
紅葉
 秋と言えば楽しみなものがたくさんありますが、c0049650_9585686.jpg
中でも「紅葉」は特別。日本に生まれた幸せを感じます。
九州では例年より色づきが遅いのでしょうか。テレビなどでは真っ赤に色づいた秋景色が映し出され少しセンチメンタルな気分を思い出したりしています。

 さて木々の葉はなぜ色を変えるのか・・・考えた事ありますか?
 
 そもそも色はどうして見えるのでしょうか。
緑の葉っぱが緑に見えるのはもともと「葉」そのものが緑色を発しているのではありません。葉にあたる太陽光の波長の中から緑の波長を反射しているからです。
言い換えれば、緑の葉は緑以外の波長は全部吸収しているのです。つまり緑以外の波長は葉っぱにとって必要な波長なのでしょう。

 葉の色が変わるということは吸収する波長が変わるということですから、季節によって色が変わる落葉樹は吸収する色を変えていかないと生命を維持できない植物、一方の常緑樹は年間をとおして同じ波長が必要な植物なのでしょう。
 
 今年の秋は、自然界における色彩の役割を感じながら四季の移り変わりを楽しんでくださいね。
 福岡近郊で今紅葉真っ盛りというスポットをご存知ないでしょうか?

                        カラーマーケティングコンサルタント
[PR]
# by visual-c | 2004-11-19 23:55 | iroiroな色
癒し
c0049650_1021629.jpg 街を歩いてみると今秋の女性ファッションはこの時期にしては明るいトーンも多いようです。深みのある“からし色”や“レンガ色”など秋色と平行してピンクや淡いオレンジなどきれいな色をメインに品揃えをしているショップも目に付きます。
 景気も緩やかに上向き、来年に向けた期待を反映しているようです。

 もう一つ特徴的なのはラベンダー(紫の淡い色)の流行。紫は気力、体力が低下気味の時に好まれる色で悲しみや不安を感じている時にその表現として現れます。そうした状態から回復したいという願望でもあります。紫は傷を負った心や身体に安らぎを与える心理的な癒しの色でもあります。
癒しブームはまだまだ継続中・・・のようですね。

 そうそう、紫と言えば源氏物語を思い出しますが、紫式部自身、夫を失った悲しみから立ち直る過程で物語を書き始めたといわれています。紫式部自身、紫を求めていたのでしょうね。
最近気になる色はありませんか?

                        カラーマーケティングコンサルタント
[PR]
# by visual-c | 2004-11-14 23:58 | iroiroな色