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高齢視
 最近何となく暗いなぁ。
 暗くて本を読むのが辛いなぁ。
そう感じ始めたら、それは高齢視の始まりです。

 高齢視とは加齢と共に見え方が変化すること。一般によく知られているのが近くに焦点が合わせづらくなる老眼。老眼は高齢視のホンの一部の症状です。
その他、色の見え方が変わったり、明るさの感じ方が鈍くなったり、眩し過ぎたり・・・等等さまざまな変化が現れます。

 早い人では40歳くらいから始まると言われています。
そして70歳台ではかなりの確率で老人性白内障を患うようになります。

 長年浴び続けた紫外線による水晶体の日焼け、瞳孔や水晶体の大きさ、厚さを調節する筋肉の衰えなどが原因ですから避けては通れません。
ただ症状が出始めた初期のころに適切な配慮をすれば進行を遅らせる事は可能です。

 暗いと感じ始めたら、先ず適切な照明を配置しましょう。その時、部屋全体を明々とするのではなく、本を読む手元などにスポット的な照明を当てるようにしてみてください。部屋の中に明るさの違う陰影ができてほっとする空間が作れます。青白っぽい蛍光灯が均一に照らす部屋では、まるで学校の教室のようでくつろげませんから・・・

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by visual-c | 2007-04-29 20:07 | ユニバーサルな色
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